石狩の海岸線には古い時代の地層が並びます。
望来から厚田
望来層と呼ばれるこの頁岩と泥岩でできた壁は
新生代第三期中新世(1162万年〜533年前)のもので
この望来層の堆積年代は700~900万年前後といわれています。
この望来層
上部の(砂・泥)堆積〜頁岩の層は脆く崩れ落ちては下の方に溜まっています。
危険ですので、崖にはあまり近寄らない様にします。
地層に含まれたノジュールが落ちて割れ、
露出した化石をみることができます。
この日は嵐の後で崩落部分がごっそりとなくなっており、
一番下(910万年前の堆積?)の泥岩の層までを見ることができました。
落ちてくるカケラもないので、上部に木を配りつつ近寄ってよく見ると、地層の下の方に行くにつれ圧力を受けて圧着して行っている様子がよくわかります
流木や石を拾いに、良く訪れる場所なのですが、この崖の下の方を見ることができたのは初めてです。
910年万前の泥の上に立っていると思うと胸熱です。
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