道端の小さな花にもたくさんの昆虫が訪れます。
畑・果樹・宿根草・薬草園に池がそれぞれ熟成?してきて
畑(間隙)果樹(木陰・下草)宿根草(中間)薬草園(オープン)と
小さな森のような環境が整ってきた最近の我が庭。
植生・環境がマルチになると本当にびっくりするほど多様な昆虫が訪れます。
中でも蜂はポリネーターとして、また害虫駆除の役割を担ってくれたりと
大切なお友達です。
蜂さんはみなかわいい「はちはにー」と呼んで毎年観察しています。
セイヨウオオマルハナバチは、春先の早いうちから、本当に寒くなるまで活動しています。働き者で元気いっぱいです。かわいいです。ダメだけど。
オオエゾマルハナバチはどんくさくて、私のきている紫のパーカーに飛んできて、さくらんぼの花に移してあげた後、そこから巣へ飛び立って行き、その後なんと私のパーカーに帰ってきました(もう一度さくらんぼの花に移した)
そりゃあセイヨウオオマルハナバチに負けるよなぁ・・・と思います。
外来種の問題は、やはりもちろん問題なのですが、CO2(温室効果ガス)問題と一緒で地球45億年規模規模では環境は移り行くもの。環境保護はすべて私たち『人間が繁栄しやすい環境』を守るためのものです。CO2削減で何かを駆除の必要はないですが、外来種についてはちょっと微妙な心境です。増えすぎるから問題なのですが、適応種とも言えるし、在来種(鹿とか)も増えすぎですし。
ここ何年も庭を飾る流木から巣材を取るために・花の蜜を食べに(肉食なだけじゃないんですね)アシナガバチがやってきていました。
来ていたのは、フタモンアシナガバチとトガリフタモンアシナガバチ。
2021年にとうとう巣ができていました。ほぼ開けない裏口ドアの把手に(笑)
フタモンアシナガバチかな?(トガリは森に巣を作る)と思いましたが、よくみたら顔に黄色い丸が。コアシナガバチでした。コアシナガバチはアシナガバチでも危険とか書いているところもありますが、巣があることに気が付かずずっとすぐそばて庭作業をしていました。なんの危険もありません(小さいお子さんがいたら別ですが)
青虫を食べてくれるし、巣の中の幼虫が育つのも楽しいし。毎日観察記録に写真を撮っていました。
環境保全と外来種と「自然であること」のパラドックスをどうしても感じるので、「うちの庭」では自然・野生のものに手を加えない方針でいます。外では別。猫がどんなに好きでも野良猫に餌やりはしません(庭の池から勝手に飲んでいるのは水溜りと一緒だからあり)雑草や害虫も自然ですが『庭の環境は人工』なので庭に害があれば取り除きます。今年はスズメバチがよく来ていました。巣があるわけではないので、そんなに攻撃的でもなく、虫をとってくれるので助かりました。
アシナガバチの巣と戦争になったらアシナガちゃんを守ろうと、一応蜂ジェット的なものを購入したのですが(手を加えないどこいった)大雨の後アシナガちゃんが巣を移動してしまったので。使わずに終わりました。アシナガちゃんの巣の場所雨に弱いのです。2021年の札幌は雨が降らなかったので、あの場所につい作っちゃったんだろうなぁ。
蜂は楽しいのでまた色々紹介していきます
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