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岩石観察道具

レッドジャスパーの隙間に成長した水晶

ジャスパーも水晶も化学式はSiO2

 

オリビン(マントル Olivine

かんらん石 (Mg,Fe)2SiO4

かんらん石といっても綺麗に結晶しているものもあれば、のっぺりしているものもあります。結晶のざくざくしているものは良いのですがのっぺりしているものは、素人には薄い緑いろのチャートじゃないかしら?と心配になりますが、拡大して結晶を見ることができれば安心できます。

慣れてくると、その他の岩石中の捕獲岩としてのかんらん石も見つけられる様になるのですが、慣れるまでが不安です。

上の3枚の写真はUSBマイクロスコープで撮影しました。

こちらのスコープはちょっと安い海外ものです。

 MacOS対応の物はやや高額になるので一度試しに使ってみたいと購入しました。

ズームをPC上からは行えないのですが、撮影ボタンはPCから押せるのでまぁまぁ使えます。

 

使えることがわかったので、ランク上のマイクロスコープを買いたいな。

と、思いながら、下のスマホにつける顕微鏡の方を多用してしまっています。

アクチノライト  Actinolite

閃緑石 Ca2(Mg, Fe)5Si8O22(OH)2

モース硬度6

タルク Tarc

 滑石 Mg3Si4O10(OH)2

モース硬度1

一見黒くトルマリンに見えるに見える柱状結晶は実は緑色、閃緑石です。

周辺は脆くすぐ剥がれる白く綺麗な滑石。これも拡大してみなければわかりませんでした。

拡大してもわからない赤い結晶

 

火山岩・凝灰岩中の結晶です。鉄(磁石につく)の粒が多数入っているので、赤くなっている原因はFeでしょう。結晶構造が石英っぽくないのですが、赤く染まる輝石はあまりなく、判定保留です。

次の2枚はこのスマホ用ルーペを使いました。気軽にすぐ使え、ライトもついているのでとっても便利です。

いちばん活躍するのはこの子です。

ネジがすぐぐらぐらになってしまいますが、ライトも使えます。

現地ですぐ使えることに勝ることはありません。

万能ナイフとセットでポケットに必須です。

写真は撮れませんが、観察をするだけならば一番役に立つのがこの子です。

マイクロスコープではどうしてもピントを合わせにくいこが出てきますが、

この子は手動?でなんとかなります。

紫外線も照射できるし最大120倍の高倍率も嬉しいです。

初めはこの子を段ボール工作して、岩石の拡大写真を撮影していました。


道具の価格がどのくらいするかの参考にしてください。

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