報告がずいぶんと遅くなりましたが、娘と2人、夏休みに生物分類検定試験を受けてきました。
4級を受けた時は、過去問集で補える感じでしたが今回は過去問からの変化球や、過去問にはない知識を必要とする問題もありました。
さすが3級です。
3級と4級は一冊のテキストなので、どんな感じの問題なのかはわたっていたのですが、やはりブラキストン線を超えた生態系の問題は辛いです。
特に娘は前回から9点ダウン。
60点以上で合格なので、まだゆとりがありましたが前回よりずいぶん点数が下がりました。
ブラキストン以北に部分に関しては4級の時の学習と、日頃の知識で答えられてしまうので、ほぼノー勉だったことを反省してほしいです。
母も前回より6点下がったので、比率(?)としては同じ感じなのでしょうか?
ブラキストン線を超えてテキストにない部分は実際の「もの」を知らないので難しいです。
種や属など、勉強した部分を思い出せなくても、観察時の手触り、匂い、周辺状況などから推測することができるのですが、実物を知らないとその力技が使えないですし、写真などから判断するのもなかなか難しいです。
とはいて無事に2名とも合格したので、2級へ向けてテキストを購入しました。
2級になると、基本的に内容が違います。確かにプロ向けです。現在が2月ですのであと半年後の試験を受けられる様に。頑張って勉強しますが、ブラキストン線の壁(海)が立ちはだかる予感です。
試験を受けるか、合格するか、そういったこととは別に今回実感したのはやはりフィールドワークの大切さです。岩石(鉱物)の観察にしても、実際に露頭で見ることのできるもの、手にとって観察できるものへの理解度の深さが違います。学びとは五感でするもの。感覚は脳の端末。そのことをまた一段と自覚しました。
生物分類技能検定・自然環境研究センター
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